【セルフライナーノート】第9回 好奇心
今日は9曲目、好奇心。
去年発表したデモにも入ってたから知ってる人は知ってる。ライブでほぼ必ずやるから知ってる人は知ってる。
パンクロックソングだ!
この曲は結構特殊な作り方をしていて、ギターのユーイチくんが作った曲の構成とかを津高さんがグニャーってした。しかも結構自由な感じで。俺はこれどうやってメロつければいいの?どんな歌にすればいいの?ってなった。
ただ作ったのが結成して間もない頃だったから、内容どうこうより早く曲を完成させないと、ってスピード重視で作った。その結果、ライブで歌っているうちに歌いやすいように歌詞が変わったりした。演奏の精度もかなり上がった。バンドと一緒に成長している感がとてもある曲。
似たような曲が今のところないから、ライブで必ずやってる。カッコいいしね。ロックミュージックです、って提出するにはうってつけだと思う。
実際気に入ってる曲。ライブでめっちゃ映えるよ。是非見に来てよ。
あとは、結構リズム隊の2人がいい感じなのが良いね。曲をうまく解釈してる感がすごい。俺が書いた曲じゃないけど。
多分メンバーは歌詞気にしてないと思う。絶対してない。
一応歌詞解説的なのをすると、大学4年の時一人暮らしをしていたアパートが家賃2万5千円のボロアパート。加えて、家の周りには街灯があんまりない真っ暗な場所だったんだ。
やけに静かで車の通る音とか、アパートの階段の軋む音がすっごい響いてた。
こういうのって怖いんだけど、なんかワクワクするじゃん。意味もなくコンビニまで行ったり。そういう曲です。
「公園のベンチに腰掛けて、余裕はそうやってつくりだす」のベンチは本当は公園じゃなくてコインランドリーのベンチだった。んだけども語呂が悪いから公園に変更。
実際アパートの近くの公園はテニスサークルだかフットサルサークルだか軽音楽サークルだか、いろんなサークルの人たちが日夜集まって花火とかしてた。から近寄らなかった。羨ましくないさ。
あとは間奏?のところの奇声とか、アウトロの喋ってるところとかは勿論ふざけてやった。そしたら津高さんが採用しようってした。
レコーディングはバンドメンバーとやるから基本楽しい。だからついついふざけてしまうね。楽しいアルバムだ!
次回は「気が狂いそうな真昼間」ですー!
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The Gooの次のライブは2月24日月曜日 下北沢ライブホリック