【セルフライナーノート】第12回 見過ごす
The Gooの1stアルバム「見過ごす」のセルフライナートも今回で終わりです。思えば遠くに来たもんだ。
ということで12曲目はアルバムタイトルにもなっている「見過ごす」です。
アルバムの発売に先駆けてMVを公開したから多分リード曲というやつだ。
リード曲に選んだのは紛れもなく俺だ!俺が超気に入った。
曲自体はユーイチ君が送ってくれた。この時のユーイチ君は狂っててね、1日1曲は必ず送ってきてた。こいつやべー、って思ってた。良い意味でね。
で、こんだけ頑張ってくれてんだから、俺も頑張らねばと、メロに力を入れた。曲の次に大切なのはメロだ!とあの時は特に思ってた。ちょうど半年前くらいか。
そしてとても良いメロが浮かんだ!
それでとりあえずスタジオで合わせたらメンバーもいいね!って言ってくれた!
この曲は全体を通してコードが変わらないからなんか弄ろうぜ、ってなって今のイントロと最後のサビ終わり、「笑っていて」のところが変わった。いい変化だよね。気に入ってる。
とにかくこの曲はすごく気に入ってる。ライブでやる時も未回収と同じくらい、「この曲を聞け!」って自信満々でやってる。テンション上がりすぎて俺のギターでたらめになるけど。
歌詞も結構色々あった感じ。
この頃、ドラムの津高さんが色々な事情があってバンド続けられないかもしれないって話があった。俺はThe Gooの前にHonolulu zombie streetsというバンドをやってたんだけど、このバンドが終わった理由がメンバーが辞めちゃったことだった。
当時そいつがバンド辞めるって言った時俺は止められなかったんだ。そのことを歌った別の歌を津高さんが辞めるかもしれない、って話が出てる時に作ってて、タイトルを見過ごすに決めてた。
見過ごすの今は辞めちゃうのを止められないな。辞めちゃいそうだけど気づかなかったなぁとか。
またメンバーを辞めさせてしまうのか、と落ち込んだ。俺の持論だと、ボーカルに強い魅力が有れば、ある程度のリスクがあっても一緒にやっていけると思ってて、俺にはそれがまたなかったんだなって。
結局その話は流れて、今もバリバリ一緒にやれてるのは超幸せなんだけど、当時のそんな状況と、あとは前のバンドの辞めちゃったメンバーに向けて歌った歌。
君の夢を覚えていたいだとか、どうしょうもないことは分かってるだとかの歌詞はそういう感じ。
笑っていてってのも友達としてはそうあって欲しいわけで。
ただそれだとアレなのでラブソングっぽくしてる。失恋ソングか。
要するにうちのドラマーと前のバンドのギタリストに向けたラブソングなわけだ。気持ち悪いね。
俺はゲイじゃないよ。女が好き。藤田ニコルが好き。写真集買おうか迷ってる。
と、色々思い入れのある曲です。聞いてもらえると嬉しいし、MVを見てもらえると嬉しい。
そんなこんなで1stアルバム「見過ごす」収録の全12曲を解説し終えた。アルバムをより楽しむ要因になったら幸いです。
そしてライブに足を運んでもらえると最高です。やっぱりロックバンドなのでライブが良い。
10月3日土曜日三軒茶屋ヘヴンズドアで開催される1stワンマンライブにも是非足を運んで欲しい。
ワンマンなんて滅多にないし、間違いなく楽しいよ。
遠い日程だけどチケット早めに買ってくれると俺たちの精神的に助かる。。。
アルバムの解説は終わったんですけど、今後もちょこちょこ書こうと思います。
近々で考えてるのはアルバムの歌詞カードの話とか写真とか、ミックスしてくれた人の話とか。
読んでもらえたら嬉しいです。
長々とすまん!今後もThe Gooをよろしくね!!
まだ買ってないそこの君は!アルバムを買うんだー!!
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The Gooの次のライブは3月4日水曜日
下北沢CLUB251