The Gooの歌詞とたまにブログ

ロックバンドThe Gooの歌詞を公開しています。たまにブログも書きます。

【セルフライナーノート】第5回 初夏の間延び

今回は5曲目の初夏の間延びです。

 

この曲はThe Goo的には革新的な曲だった!

 

なんか全然激しくないし、かと言ってバラードでもないし、こんな曲俺たちがやっちゃっていいの?って最初なった曲。でもいい曲だしやろうぜとなり今に至るわけです。

 

適当にセッションしてたらイントロのテレレの部分がいいねってなって、そのあとAメロギター弾くか弾かないかとか話し合った。

 

とにかくセッションからできた曲だから0から作っていくのが楽しかったし、こんな曲なかったらどうなるんだろう、って二倍楽しかった。

 

歌詞は結構ストレートに当時あったことを歌ってる感じ。

 

6月初夏のじめっとした暑さのなか、スーツ着て仕事探し。俺バンドやりたいんだよな?てかなんでこんなクソバンドが流行ってんだ?みたいな。

 

メンバーが満場一致で好きな珍しい曲の一つかもしれない。かもしれない。

 

レコーディングのとき、ギターのリズムがずれないように他のメンバーが手拍子しながら弾いたりした。ボーカルの録音は特筆するとこない、

 

強いて言えば最後の上手くいく気がしないんだ、の部分が気持ちよく歌えた。キーンとする高い声が出て嫌な人はごめんなさいだ。2曲目の「どっか行けよ」では押さえた高い声をだしてる。

 

忘れちゃいけないのが、この曲の歌詞は俺の敬愛するアーティスト「川崎家狼」の影響が色濃く出てる。彼の「街とオートバイ」って曲があるんだけど、それにすごく影響受けてた。好き過ぎたんだと思う。機会があったら是非聴いて欲しい。めっちゃ良い曲だから。

 

こんな感じで、次は「励ましに騙されるな」です。

おたのしみにー!

 

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【セルフライナーノート】第4回 バカは頭使うな

アルバム4曲目の「バカは頭使うな」ですね、今回は。

 

この曲はでもアルバムにも入ってる。んだけども、デモアルバムは聞かないでくれ!恥ずかしいが過ぎる!

 

この曲は最初の頃の曲にしては珍しくバラード。そもそも、The Gooは邦楽ロックに対するイライラを歌いたいと思って始めたバンドなのでナイーブな歌は歌わないようにしてたんです。

 

ただ、この曲に似たようなコード進行が俺は大好きで、どうしても一曲このバンドでやりてー、ってなって作りました。つまり僕が作曲の珍しい曲。こんなんやりたい、ってゆーいちくんに投げたら、「良いすね!」とノリノリなリアクションをもらえた覚えがある。場所は中野だった。

 

バラードなんだけどイントロのギターが歪んでんのがいいよね。カッコいい。ロックの人がバラードやってんな、って。音源も4人でやってるバンド感強いと思う。

 

歌詞はずっと僕が思ってることを書きました。兎にも角にも頭悪いくせに、という気持ちと、俺なんてどうしようもないなぁ、という感じで。あんまり書くと怖いからこれ以上はよしと来ます。

 

ボーカルの録音はほとんど一発で終わった。というのも、こんなにしっとりした曲を歌う機会は無いに等しいから、正解が分からない。分からないからこれでいいやってなった。エンジニア役やってくれたツダカさんも「いいと思うよ」とナチュラルな感じだったから良いのだろう。

 

アウトロのところのイエーイ!って叫ぶところ、あれは楽しかった。レコーディングはまるでサンシャイン池崎だったと思う。なんならこれも正解わかんないね。

 

アウトロで言うと、裏声でアァーって言ってるところ、あれはふざけてやったんだよね。結局採用になってたけど聞いてみたら良い感じだ。コレクターズぽくない??

 

ちなみに、ほとんどコード進行が変わらない、僕の別のバンドの曲「河原のラブソング」って曲があるから興味があったら聞いてみてね。

 

こんな感じで、次は「初夏の間延び」です。

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【セルフライナーノート】第3回 弱みにつけこむ邦楽ロック

今回はアルバム3曲目の「弱みにつけこむ邦楽ロック」について書きます。

 

この曲はライブで死ぬほどやってる。俺がやりたいからやってる感じで、正直他の3人がそこまで好いてるとは思えないくらい。好きではあるんだろうけどね!

 

曲がすごくカッコ良い。ギター、ベース、ドラム、ボーカルがかなり噛み合ってると思う。ロックバンドで演奏するべき曲って感じ。音源でもそれは出てるんじゃないかな。この曲があるうちはロックバンドと名乗っていいと思ってる。

 

歌詞も自分が普段から思ってる流行りの邦楽ロックへの不満をしっかりと載せられたので満足してる。

デモアルバムに入ってるパンク色強めの曲がレベルアップしました的な。

 

ライブでよくやる理由としては上記のとおり気に入ってるのに加えて、歌いやすいからってのもでかい。自分の曲にしてはボーカルが低いので喉にほとんど負担がかからない、素晴らしい発明だ。

 

あとは単純にThe Gooがどんなバンドかを知ってもらうのに手っ取り早いかなってのもある。対バンライブなんてお客さんのほとんどが初見だから名刺代わりというやつ。

 

で、録音なんだけど、この曲のボーカルの録音は恐ろしく早かった。前述した通り歌いやすい曲なので、ほとんど一発録りでいけた。こんなもんだろう、勢いだろう大事なのは。

 

とにかく個人的に好きな曲です。まだ俺が新卒で入った会社を辞める前、通勤中にこの曲のスタジオ練習の直ドリをよく聞いてたくらいには気に入ってた。聴きながら、The Gooがあるのに何故俺は大阪で働いてんだ?ってイラついてた。俺、大学卒業直後大阪いってるからね。

 

ロックソングを聴いて昂ってくれたら嬉しいです。

 

こんな感じで、次は「バカは頭使うな」です。

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【セルフライナーノート】第2回 どっか行けよ

今回はアルバムの2曲目、どっか行けよ、について書きます。

 

この曲を作ったのはちょうど一年前くらい。多分未回収の2ヶ月後とか。

 

ゆーいち君が作った曲でノリが良い。

曲自体には特に話すことが無くて、歌詞も曲に合わせてスラスラーと書いた。ものすごく早く。俺にしては珍しくメロディーとセットで書いた。ストーブの前で書いた。夕飯直後に書いた。よく覚えてる。

 

でも録音では色々とあった。

まず、ギターのリズムがドラムとベースから少しズレてる問題。問題といってもゆーいち君がわざとやってることで、俺たちとしてはカッコいいと思うんだけれど、これは聴く人が聴いたら不快なんじゃないかって話になって、何回か録り直した。

でも結局ズレてる方がゆーいち君ぽくて良いね、って感じで今の形になりました。ロックバンドだからね。

 

もう一個の問題がボーカルの声が聞き取りづらい問題。ライブで何回かこの曲をやったんだけども、その時にボーカルの歌がすごく聞き取りづらかった。だから録音の時は汚い声と高音を抑えめにしました。

個人的にはライブで歌うのがとても楽しい曲なので、是非ライブの感じも聞いて欲しい。10月3日のワンマンで聞いてよ。聞き取りづらい感強いけど、超カッコいいよライブのこの曲。

 

ボーカルの録音のとき、聞き取れるかつ、カッコいい声を模索するべく、ツダカさんに逐一指示をもらいながら録音した。歌の教室みたいで楽しかったなぁ。歌のことを色々と弄れる良い機会だからレコーディングは楽しかった。

 

ノリが気に入ってる曲です。

 

次回は3曲目の「弱みにつけこむ邦楽ロック」です。

 

おたのしみにー!

 

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【セルフライナーノート】第1回 未回収

前回の記事のとおりボーカルギターのごうがセルフライナーノートを書くよ。

 

アルバムの曲順で書くことにした。

一曲目は「未回収」という曲です。

 

これは去年の初夏に出したデモアルバムにも入って曲で、ライブでは大体毎回やってる。要するに気に入っている。

 

この曲が出来たのは多分2018年の12月だと思う。The Gooの結成がその年の8月だから4ヶ月後だ。

その4ヶ月の間は作った曲についてメンバーから、良いも悪いも言われなかった。んだけども、未回収は良いねって満場一致でなった。

これ作ったのはギターのゆーいち君。フル尺のギターをラインに貼っつけて

「良い曲できました!」

的な連絡をくれた。実際良い曲だったし、彼から良い曲できたとか言ってくることがなかったから俺も気合を入れてメロと詞を書いたんだ。

 

大学近くに一人暮らしをしてたんだけど、暖房がぶっ壊れて使えなくて、12月だから耐えられなくて、隣駅のマクドナルドで書いて、だったのを覚えてる。俺あのときお湯沸かして2Lのペットボトルに入れて湯たんぽ代わりにしてたんだぜ。熱くて起きたりしてた。

 

前のバンド含めて、それまでの俺はメロを本当に適当に作っていたんだけど、この曲はちょっと考えたんだ。別に説明しないけど。

詞も良いんじゃないかなと、個人的には好き。

正直目指したのとはちょっと違うフレーズも使ってんだけど、結果馴染んだしOKだな。

 

サビの「ねぇ、羨ましがってくれよ」って歌詞をフジって友達が絶賛してくれたのが嬉しかったなぁ。

 

この曲を作ることで良い曲作るの難しいとか、苦労すると気に入るな、とか学んだ。全部が全部そうならないと学ぶのはもうちょっと先なんだけども。

 

多分感情を吐露する系の詞を書いたのもこの曲が初めてだと思う。それまではひたすら邦楽ロックの悪口とライブハウスの悪口と対バン相手の悪口を歌ってた。今も歌うけど。

 

良い曲だから聞いてほしいです。

 

次回は2曲目の「どっか行けよ」です。

 

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【セルフライナーノート】第0回 1stアルバムのセルライナーノートを始めます〜

The Gooのボーカルギターのごうです、こんにちは。

 

表題の通り、2020年2月11日発売の我々の1stアルバム「見過ごす」のセルはライナーノーツをこのブログで公開していきます。

 

一曲ずつ解説していけたらなと思います。

 

俺が暇なとき書くので更新は不定期です。でも大体暇なのでとんでもない速さで書くと思います。

 

誰も見ねぇよ、ってか!

誰が見ろ!お前が見ろ!見ろ!

 

俺たちが超有名だったなら、セルフじゃないライナーノートを書いて欲しかったんだけどね。レコーディングも俺らだけでやったしね。スタジオの人には手伝ってもらったけど。

 

次の記事から書いていくのでCDを聞いて、ブログを読んで、またCDを聞いてくれたらうれしいなぁ

 

励ましに騙されるな

変わり者だなんて響き嬉しい話ではないのさ

カッコいい言葉じゃなくて誰かの足を引っ張る馬鹿


前向けるやつに合わせて生きていくにはしんどいよな

励ましの歌に騙されて前向いて生きていくのかい?


隣の人はつまらんやつだ

自分は特別だと思ってる

悪いところが目にとまる

嫌なやつになりさがって腐った


朝目を覚ました瞬間に脳は働き涙が出る

金、将来、その他諸々僕にのしかかって潰れる


朝は丸裸の思考の僕を殺しに手は抜かない

朝が一番嫌いだな大好きな夜が程遠いよ


今日も1日頑張りましょう。

ニュースキャスターは笑顔で

この人がもし頑張れない人を見たら嫌いになってしまうの?


どれだけ愛されていたって自分の理想に及ばない

渋谷の夜空に浮かんだヘリコプターはやけに綺麗


ぶつけるとこのない力持て余しこの街居座る

うまく回らないこの世界誰か回し直してくれよ


食い物にされる女の子たち

大人になる儀式のつもり?

そのままの姿美しいから悔しい

汚れ方が許せない