新譜「あかり」「停滞の春」について
一年ぶりくらいの更新になります。
昨年は新譜を一つも出しませんでした。
で、今年こそは!ということで3月に「停滞の春」というSingleをリリース。
そして、6月に「あかり」をリリースと珍しく連続Singleでございます。
この2曲については曲のテーマ的に配信したいタイミングが決まっていたので(停滞の春は春、あかりは雨の曲だから梅雨)特段矢継ぎ早に出したかったわけではないです。
ですが、昨年曲を出せなかったというのが結構効いていて、なるべく早く新曲を!と意気込んではいました。
好きなバンドが曲を出さないとつまらないからね。
この2曲は前体制の終盤に作った曲。
とくに停滞の春については、この曲が一個バンドに亀裂を入れたような気もします。
停滞の春の歌詞を書き始めたのが2020年の春なので実に3年越しのリリース、長かった。
とにかく歌詞がしんどかった。
当時、バンドも全然売れないし、春が来たって憂鬱なだけだよなぁ、と思って作った曲。このふわっとした気持ちを文字にするにはある程度俯瞰して見る余裕が必要だったのかもしれない。
あかり、についてはどうやってできたのかいまいち覚えていない。ただ、スタジオに入ってる時、当時のギターのユウイチ君がなんとなくフレーズを弾いて、いいね、ってなったところから作ったのは覚えてる。
歌詞は恋愛っぽくした。曲が万人に受け入れられるかなと思ったからだ。
書いたのが2019年とかだからあまり覚えていないけれど、どこかのラジオかPodcastで「backnumberとか失恋ソングが共感されやすい」みたいなことを聞いたことがきっかけ。
雨とか傘に対する思いは歌詞のまんまかもしれない。昔から雨の日が好きだ。
特に実家にいた時、あいつは売れないバンドをつづけているらしい、と近所の人から噂されてんじゃないかな、とか少なからず気にしていたから、夜とか雨が居心地良かったのかもしれない。
この手の曲(と書いて伝わるか分からないけれど)は今回のリリースで一旦やめようと思っている。次の曲はカッコいいはず。
最近ロックが好きだと強く思うので自分の思うロックをもう一度表現してみたい。
なるべく早く出せるよう頑張ります。
とはいえ2曲ともすごく気に入っているのでガシガシ聞いてください。
生活に寄り添えたら幸いです。